みなさんこんにちは!ピーチもちです!
近年ヒロアカの主題歌やゲームのテーマ曲の担当、菅田将暉さんへの楽曲提供などを行い、人気と知名度を伸ばしているamazarashiというアーティストをご存知ですか?
多少知っている人はたくさんいますが、amazarashiは暗いイメーシだという人は多いのではないでしょうか?
しかし暗い中にも明るく、生きることは素晴らしいと思わせてくれる曲はたくさんあります!
今回はそんなamazarashiについて紹介していきます。
amazarashiとは?
そもそもamazarashiってどんなアーティストか知っていますか?
主なメンバーは2人で、ボーカル・ギター担当の秋田ひろむさんと、キーボード・(サブボーカル)担当の豊川真奈美さんです。
ちなみに秋田さんと豊川さんはご結婚されています。
基本的に2人ですがライブの時はドラムやベースなど、メンバー以外の方も加わり演奏します。
全国でライブ活動を行なっていますが、基本的には青森を本拠地に活動しています。
最初は「STAR ISSUE」という名前のバンドを作り、解散。のちに「あまざらし」という名前で活動を初め、2010年に名前をamazarashiに変更しました。
名前の由来は「日常に振りかかる悲しみや苦しみを雨にたとえ、僕らは雨晒しだが”それでも”というところを歌いたい」というところから来ています。しびれますね!
秋田ひろむの過去
特筆すべきはamazarashiの中心である秋田ひろむさんの過去です。
なぜこんなにも巧みにも日本語を操り素晴らしいメロディーを作ることができるのか、それは人一倍苦労と絶望を繰り返し、それでも負けずに生きてきたからだと思います。
ここからの内容はamazarashiのフルアルバム「MESSAGE BOTTLE」の特典の内容を思い出しながら書いているので間違いがあるかもしれませんが、ご了承ください。
秋田さんは上京する前の青森時代にあるバーで舞台に立っていました。人気こそはないもののくじけず自分の歌を披露し続けていました。
その時は他のアーティストも舞台に立っていますが、その人は歌よりも話でお客さんを沸かし、あまり歌ってはいなかったみたいです。それでもその人は話が面白かったみたいで秋田さんより人気は高かったのです。
実際その人は悪い人ではなく、秋田さんともそれなりに仲良くしていたみたいです。
しかし秋田さんはそれに納得してはいなかったみたいです。
そんな経験を経て、青森から上京しました。
しかし東京での音楽活動に多大なプレッシャーを抱え、大きな挫折を経験して精神的に病むほどになりました。
その時は青森に帰り、しばらく家にこもり続けたみたいです。その時の経験をもとに作られた「あんたへ」という曲・アルバムがあります。後ほどご紹介します!
そこからしばらくたち、ここで諦めてはいけないと思いまた音楽活動を始めます。
紆余曲折ありながら現在に至ります。
ここで書かれていることは秋田さんの過去の0.1%にも満たない程だと思いますが、壮絶な過去を経験されています。
楽曲の提供・起用
先にも例をあげましたが、みなさんが知らないところでもamazarashi、秋田さんが制作した曲が使われている場面はたくさんあります。
- 季節は次々死んでいく:アニメ「東京グール√A」ED
- 命にふさわしい:PS4のゲーム「Nier:Automata」テーマ曲
- 空に歌えば:アニメ「僕のヒーロアカデミア2期第2クール」OP
- フィロソフィー:テレビCM「ダイドーブレンド 世界一のバリスタ監修」CM曲
- ヒーロー:ドラマ「金と銀」テーマ曲
- 月曜日:漫画「月曜日の友達」主題歌
- ロングホープ・フィリア:映画「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~二人の英雄~」主題歌(歌唱・菅田将暉)
パッと思いつくだけでもこれだけあります。複数の曲を提供しているのは本当にすごいことだと思います。
ワンピースの後継だと方々で言われているヒロアカの曲を担当しているのはファンとしてとても誇らしいです!
また「月曜日」に関しては「月曜日の友達」の作者である阿部共実さんがamazarashiのファンであり、秋田さんも阿部さんのファンであり、ファン同士が手を組んだ背景が非常に熱い曲なんです!
ライブ
amazarashiのライブは少し独特です。
ライブといえばタオルやペンライトを振り回し、叫んだり一緒に歌ったりしているイメージがありますよね?
しかしamazarashiのライブは叫んだり何かを振り回したりすること無く、お客さんは静かに席に座り一曲終わるごとに拍手をするといった感じです。テレビで見る紅白歌合戦に似た雰囲気を感じます。
また演出も独特でお客さんとの間に薄い膜が張ってあり、そこに歌詞だったりMVの一部が映されたりします。
激しい演出はなくとも歌と歌声と演奏と映像演出で非常にかっこよく、楽しめ、時には涙するようなものになっています。
超高額のアルバム?!
amazarashiは割と近年名前が知られるようになったアーティストということもあり、ひらがな表記の「あまざらし」時代のCDはかなりの高額で中古販売されいるものもあります。
光、再考
このアルバムは2009年に発売されたものです。
元値がいくらだったのかはわかりませんが、
買取で45,000円
販売で120,000円〜
という額で売買されています。
ぜひとも欲しいですが高すぎて買えません(笑)
0.
表記ミスではありません(笑)
こちらは2009年に青森のCDショップ限定で販売されたものです。
500枚の限定発売ということもあり希少価値はかなり高いです。
買取で15,500円
販売で34,000円
といった感じです。
シリアルナンバーも入っているため、ファンとしてはいつかは欲しい一枚です!
オススメの曲
ここでは個人的に僕がオススメしたい曲を書いていきます。
いろいろな解釈があると思いますが、僕なりの解釈を織り交ぜて紹介します。
公式に参照動画がなかったものは、カバーをしている方の動画を拝借しています。
エンディングテーマ
この曲はアルバム「世界収束二一一六」に収録されている一曲です。
人生の終わりに誰に何を伝えたいか、自分とはなんだったのか、生きた意味はなんだったのかなどを歌に乗せた曲です。
お世話になった人たちの名前がすらっと並べば 何時間掛かるか分からないや
エンディングテーマ:amazarashi
聞いてる自分自身も色々考えさせられる曲であり、この曲が好きというファンも多いと思います。
MVも非常に凝っており、様々な人が個室に入り過去のことや誰かへのメッセージ、懺悔などをエンディングノートに書いていくものとなります。
初めて聞いた時涙がこぼれました。
終わりで始まり
アルバム「あんたへ」に収録されている一曲。
先にも述べた秋田さんが絶望から這い上がった時の経験が歌われています。
裏切られたことに胸を張るんだ、信じようとした証拠なんだ
終わりで始まり:amazarashi
この歌詞めちゃくちゃしびれますし、僕の教訓にもなっています。
この歌詞の意味もMESSAGE BOTTLEの特典から解釈を得たのですが、秋田さんは昔トークで場を沸かしていたある人に裏切られたことがあります。その経験からの歌詞だと考えます。
ひろ
アルバム「夕日信仰ヒガシズム」の一曲。
詳しい背景までは理解していませんが、おそらく秋田さんの友だちへ向けた曲だと思います。
今年もぼくは歳をとって お前は永遠に19歳で
ひろ:amazarashi
この部分から分かる通り、ひろは亡くなってしまったのでしょう。序盤はひろが亡くなった悲しさと思い出をのべ、後半ではそんな状況でもぼくは頑張っていくという思いが込められてると考えます。
ライフイズビューティフル
アルバム「世界収束ニ一一六」の一曲。
人生は美しい
ライフイズビューティフル:amazarashi
これまでの経験や人生を振り返り、辛かったこと悲しかったこと悔しかったことなどを歌っています。しかしサビでは「それらは含めた上で人生は美しいのだ」と続きます。
たられば
アルバム「空に歌えば」の一曲。
たらればとあるように、もし僕が~なら~できる、~してやる。といったように理想を述べていきます。
見て見ぬ振りして素通りして 惨めな気持ちになるのは もういやだ
たられば:amazarashi
もし僕が王様なら、頭がよかったら、優しい人だったら、話し上手だったらといったようにいろんな方面から「もし」ということを考えていきます。そして最後には今の僕はそうじゃ無いけど、こんな僕も悪くは無いよなというふうに締めています。
まとめ
今回は僕の好きなアーティスト「amazarashi」についてまとめさせてもらいました。
今苦しんでいる人、うまくいっていない人、人生がやるせない人などは本当に勇気をもらえると思います。
ぜひ聴いてみてください。
ではまた!
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